Charlotte Perriand



知っている方も多いかと思います。
シャルロット ペリアン
永井荷風がアメリカへ遊学した明治36年、1903年にパリに生まれます。
1925年 UCADを卒業後、1927年より家具の出展を始めます。「屋根裏のバー」でコルビュジエに見出され、彼のアトリエに所属することになりました。

アトリエではコルビュジエの甥であるジャンヌレと3人で共同デザインを始め、今日まで残る傑作を生み出していくのです。また渋谷のVilla Modernaや神奈川県立近代美術館の設計で知られる坂倉準三や前川國男もこのアトリエに所属していました。

1940年にはその坂倉の推薦により来日しています。柳宗理がアシスタントとして彼女を支え、高島屋での展覧会や工芸指導など日本のデザイン革新に一躍買った人物でもあります。

1952年にはプルーヴェとも協働するなど、まぁ、ここまで出てきた名前を見るだけでどれだけの方だったかお察し頂けると思いますが。
やはり女性デザイナー特有の曲線・たおやかさがあり、しかし強靭さ・大胆さといったペリアンの人となりが表れたデザインにはジャンヌレ、プルーヴェに無い魅力があるのです。



長くなりそうなので本題へ。
Godardのファーニチャーの多くはこのペリアンのものですが、この度は販売用のチェア、スツールをご用意致しました。
上の写真にも写っていますが、やはり彼女の代表作に見られる特徴は木と藁を用いたもの。
これは日本の民芸家具から着想を得たものだと言われています。
N°17スツールと真ん中のN°19チェアはまさにその真骨頂。状態は50〜60年代という年代を考慮しますと非常に良好なコンディションです。


そして右手に写るスタッキングチェアはシャルロットペリアン設計の作品では1番人気があるのではないでしょうか。
レザルクチェアと呼ばれるもので、フランスのスキーリゾートLes Arcsの建設計画に参画した際、現地の駅のためにセレクトされたストーリーがあります。60年代頃のものです。

シルバーのスチールパイプのものと、こちらのブラックのものが存在しますが、やはり黒。
昨今のヨーロッパの市場では黒が枯渇していると言うディーラー談も踏まえ、やはり黒なんです。
今後も店頭で普通に販売して、「これください。」なんて買い方はできないでしょう。ジャンヌレもプルーヴェも然りですが。
しかもスタッキングチェアならスタッキングしたい。
ということで2脚用意したのですが、Sold outとなりました。






Godardではフランス・ベルギーのアンティークショップとディーラーの協力の下、真贋のほどは言うまでもなく状態が良好なファーニチャーも不定期に入荷致します。
映画を観るためだけのチェア、絵を見るためのチェア、本を読むためだけのデスクなど、日常の贅沢、延いてはライフスタイルを豊かにするということを提供できれば最高ですね。





Sasako / Godard director
info@godard-ltd.com



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