フランス旧租界シャツ



lacquer&C. × Godard Ltd.
"Shanghai Shirt"
Size: 38, 39, 40, 41



上海のフランス旧租界、イギリス領下の香港

”外国人居留地でヨーロッパにかぶれたアジア人がオーダーしたヨーロッパ仕立てのシャツ”

ざっくりこんなイメージのシャツを目指しました。





ブロードの白シャツはパキッとして浮いてしまうけれど
今回の色は写真だとわかりにくいですがアイボリー。象牙色です
パリやロンドンの曇り空に思いを馳せ。


象牙色はジャケットを着ても馴染みが良い
1枚で着ても力の抜け方が気持ちよい
しかし、市販品ではまず見つからない色ではないでしょうか。


毎日着込んで洗濯を繰り返し、白シャツが茶ばんでしまった。
香港の白シャツの白はなんかくすんでいる。
そんな塩梅です。

故にどこかヴィンテージのような風格さえ漂う








仕様はCharvetのシャツ同様
ストレートの裾にスリット、前立て、フラットな背中、平たい白蝶貝のボタン

ポケット無しのレギュラーカラーでコンバーチブルカフスまで指定させてもらいましたが
結果、至ってシンプルなフレンチシャツです。


フレンチシャツはモード、カジュアル、クラシックと全方向に振れる懐の深さも良い。





袖に視線を移すと
はい、2枚接ぎの袖です。それも後付け。
この立体的な袖と、アームホールを小さめに高い位置に据えていることで運動量を確保しています。


1人の職人がほぼ全行程を担当しており、生地はハサミで1枚ずつ裁断され、繊細な襟は昔ながらのナイフが使われており、1本針のミシンで1cmの間に10ステッチ以上の細かいピッチで仕上げられます。

袖付けの行程はアームホールに比べ袖の周囲を大きくし、身頃にいせ込みながら前振りに後付けします。

四方掛けで取れにくいボタン、立体的な台襟や、カフス、剣ボロ、ヨーク前立ての縫い合わせに見られる地縫い返し etc...



なんかもう書いていて、よくわからなくなってきたけれど
「この至ってシンプルなフレンチシャツには、効率を優先しない頑固一徹が詰まっている。」
と言いたいだけ。


カラーステイを抜いて、柔らかく着ましょう。




lacquer&C. × Godard Ltd.
Zip Trousersは完売です。ありがとうございます。
次回作、楽しみにお待ち下さい。



Sasako / Godard director 
info@godard-ltd.com 

Hasegawa Bldg. 2F 
1-37-4 Yoyogi 
Shibuya-ku Tokyo

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