禅ヒッピー


HEUGN for Godard Haberdashery
Semi-Handmade Shirt

代々木時代、隣の部屋だった縁でシャツを依頼しました。
デザイナー小山氏所有のヴィンテージコレクションから、60年代のドレスシャツのディテールを踏襲し、小ぶりのレギュラーカラーとギャザー使い、ハンドメイド仕立てが特徴のエレガントな仕上がりです。





襟付け、肩、アームホール、前立て裏・閂止めが手縫い、裾部分は生地の耳をそのまま。ほつれ防止の為、小山氏本人による処理が施された。袖付けは下向きで、アームホールの幅は肩側から脇に従って細くなっており、職人の血と努力と涙が染み込んでいる。
生地は縦糸・緯糸とも手紡ぎの「カディ」と呼ばれるインド製コットン。
手回しの力加減によって糸の組成にムラがおこり、ネップが生まれる。よく見ると赤や青の全然関係ない糸が織り込まれてしまっていて、それはそれで愛らしい風合いなのだ。


ボブ・ディランやジム・モリソンなどのミュージシャンに多大な影響を与え、のちのラップに繋がるビートニク詩人たちによるポエトリーリーディング。即興演奏を取り入れ、新たなジャンルとなったモダンジャズ。
これら総合芸術によって社会や人種間に対する問題提起をしてきた彼らの叫びは、手紡ぎで機械による大量生産に"No"を突き付け、「カディはただの布ではない。思想である。」という言葉を残したマハトマ・ガンジーの魂に通じている気がします。



シティライツのローレンス・ファーリンゲティら詩人たちのくたびれた白シャツ。ゲイリー・スナイダーの禅の追究。ビートののち、ヒッピーたちが目指したインド。

HEUGN、ありがとう。

2-2-3 Shibuya, Shibuya, Tokyo 
info@godard-ltd.com

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